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2013年4月16日 (火)

避妊手術について

当院での避妊手術について解説いたします。

まず最もオーソドックスな卵巣・子宮全摘出術です。
わんちゃん、ねこちゃん、うさぎさんなどで行っています。
その他の動物種についてはご相談ください。

十分な毛刈りと消毒を行った後、
おへそのしたの皮膚、筋肉を切開しお腹の膜を切開します。
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左右の卵巣と子宮に伸びている血管を、体内に吸収される糸で閉鎖します。
それにより異物反応が起こるリスクを最小限に減らしています。
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最後に子宮の根元を同様に閉鎖してお腹を閉じます。
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傷口はこのくらいです。少し大きいかもしれませんが、
健康な子にメスを入れる手術なので安全性を最優先で行っています。
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卵巣と子宮を確実に取り出すための手術です。
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次に、若い外猫さんなど、
抜糸が難しく術創を最小限にするための卵巣摘出術です。

全摘出術と同様に、腹膜を切開します。
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左右の卵巣に伸びている血管を吸収糸で閉鎖します。
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皮膚は抜糸の必要のない縫い方で縫合します。
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卵巣は確実に全体を摘出します。
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卵巣のみの摘出でも、
若齢であれば子宮は萎縮して機能しなくなると言われています。

必要に応じてこの両者を選択しております。

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