わんちゃんの車椅子
勤務医の頃、
半身不随になってしまったわんちゃんを
診させていただいていた飼い主さんが遊びに来てくれました。
現在は、その時に試行錯誤して自作した車椅子を
他の方々にも提供するお仕事をされているそうです。
私も見させてもらいましたが
わんちゃんのことをとにかくよく考えて作られていて
作り手の愛情を感じる出来栄えで
感動しました。
石川県内で作られています。
多くの方に知ってもらえるよう願っています。
http://www.napiboc.com/
« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »
勤務医の頃、
半身不随になってしまったわんちゃんを
診させていただいていた飼い主さんが遊びに来てくれました。
現在は、その時に試行錯誤して自作した車椅子を
他の方々にも提供するお仕事をされているそうです。
私も見させてもらいましたが
わんちゃんのことをとにかくよく考えて作られていて
作り手の愛情を感じる出来栄えで
感動しました。
石川県内で作られています。
多くの方に知ってもらえるよう願っています。
http://www.napiboc.com/
ただいま、9時ですが、
病院のすぐ近くの大谷川に沿って蛍がたくさんいました。
今日の天気が蒸し暑く、曇りで、今の時間がたまたま日没1~2時間後の
絶好のホタル日和だったそうです。
ホタルが見れるという話は以前から聞いていたのですが
ここまでたくさんきれいに見えるとは思いませんでした。
お近くの方は時間と天気を狙えば見えるかも!?
(デジカメではあまり綺麗に撮れませんでした・・・)
慢性腎臓病のミーコちゃんです。
低カリウム血症が出てきてしまい、
来院時は顔を持ち上げられないくらいの状態でしたが、
食欲も出て、元気に退院してくれました。
スタッフ全員、猫好きなせいなのか、
猫ちゃんの来院の割合が多いのも当院の特徴です。
私自身は、動物全般が好きですが
特に小さい頃から猫が好きで、
大学時代も研究室の猫チームの代表をしていました。
そのため「雑種の猫だから・・・」とか「ただでもらった子だから・・・」
という言葉を聞くと少し悲しくなります。
猫ちゃんの場合、
どこまで治療や検査を積極的に行いたいか、
治療をする上で飼い主の方との時間の過ごし方をどうしたいか、
というデリケートなご相談が多くなることが多いです。
もちろんわんちゃんはじめ、他の動物でもあることですが
猫ちゃんの場合には、人間との関係性の築き方が多種多様なので
そういったご相談が多くなるのだと思います。
同業者の方もたくさんご覧になっているそうなので・・・
病院内にあるもので簡単にできる
ジャンガリアン専用麻酔マスクの作成方法です。
20mlのシリンジを用意し、バラします。
ゴムに丸く穴を開けます。
シリンジの5~10mlのところでカットします。
辺縁はライターなどで角を取ります。
ゴムをはめます。
4.0の気管チューブのアダプタを取り付けます。
紐をつけます。
他にも作り方はたくさんありますが、
この方法であれば分解して衛生的に使うことができます。
もちろん酸素のもれは完全には防ぐことはできませんので
電気メス等を使われる際には十分に注意してください。
先日脛骨骨折の手術を行ったくろちゃんです。
ただ今食事中です・・・。
プレートとスクリュー(ボルトのことです)による内固定と
私の好きな固定法のロバートジョーンズ包帯による外固定を行っています。
お肉をもりもり食べて早く治してね!
チワワの飛影くんです。
お腹の虫もきちんと落ちました!
昨日、獣医師会より昨年度の学会発表に対しての表彰をいただきました。
学会発表自体は病院経営には直接関係なく
むしろ、出費や労力も多いのですが、
一つ一つの治療を突き詰めて反省を改善を繰り返す過程で、
発表を通して広く意見を聞きたいことや
より多くの病院に発信するべきことが出てきます。
稚拙な発表では厳しい意見を頂戴することもあり、
その場では苦労も多いのですが
それらのご意見が確実に日常診療の改善につながっています。
今後も学会への積極的な参加を通して
より良い獣医療の習得と
病院としてのレベルアップをしていきたいと思っています。
「一頭の傷病を負った動物に対して、一人の獣医師として対峙したときに
どこまで力を発揮できるか、それを生涯研鑽するのが、臨床家」
という言葉を駆け出しの頃にいただいたことがあります。
今でもそれが私の理想です(^▽^)