うさぎさんの皮膚糸状菌症
うさぎさんの耳に発生した皮膚糸状菌症です。
まだ幼いうさぎさんです。
耳の淵を中心に脱毛と痂皮が広がっています。
糸状菌検査キットで陽性反応(2本の線)が出ていました。
この検査キットは判定が早くできるのが特徴で
迅速に診断が可能になります。
皮膚糸状菌症は薬が効きにくく、
長期の抗真菌薬による治療が必要になることも多く
また、病態が薬疹によるものに移行していることもあるため
長期の投薬後、最終的に休薬することで回復することもあります。
この子は2回、薬の変更を行った後、回復しました。