顕微鏡検査
当院での顕微鏡検査に使う染色法を紹介いたします。
染色とは、細胞を塗抹したガラスを、疑われる疾患や検体に合わせて
染め分けるために行う篩い分けのための作業です。
全部で4種類の染色法を使用します。
また動きのあるものを観る時には無染色での検査も行います。
①迅速診断が可能な簡易ギムザ染色
②液体の中の細胞を染めるのに適したシュテルンハイマー染色
③細菌の染め分けに適したグラム染色
これによって効きやすい薬剤の選定が行えます。
④細胞内の細かい顆粒の染め分けに適したライトギムザ染色
時間は少しかかりますが細胞診で使うことで診断精度が上がります。