ドーベルマン
ドーベルマンのエースちゃん
フィラリアの薬としつけ相談でした。
病院のへびのぬいぐるみをノックアウトしていました。
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ドーベルマンのエースちゃん
フィラリアの薬としつけ相談でした。
病院のへびのぬいぐるみをノックアウトしていました。
シーズーはとても可愛い犬種で、
子犬の時期のぬいぐるみのような可愛さ、
年をとってからも子犬のような無邪気な子が多く
私たち夫婦も好きな犬種のひとつです。
シーズーに多い皮膚病があります。
一般的には脂漏症と呼ばれていますが、
そこには、真菌感染、細菌感染、アレルギー、外耳炎などの要素が加わり、顔面の掻痒に関しては、眼の問題も関与してくることがあります。
季節性もあります。
次郎くんも皮膚の症状に苦しんでいましたが、
だいぶ症状が落ち着いてきました。
ただし、また症状が出てくる可能性はあります。
皮膚の症状は特に、飼い主の方に病態を理解していただき、
今何故症状が治まっているのか、なぜ再発するのか、
ということを把握していてもらえるだけで、
その後のケアがとても変わってきます。
そして皮膚病全般に言えることですが、
犬種による差異が非常に大きいので、
犬の皮膚病、ではなく、○○犬の皮膚病という考え方で
診療に望むようにしています。
高温多湿の日本では皮膚病の発生頻度が高いため、
その獣医療レベルはかなり高いと言われています。
新しい情報だけでなく、先輩たちが積み重ねてきた経験も参考にして
治療しています。
同業者の方もご覧になっているそうなの・・・。
当院ではヘマカラー、グラム、ライトギムザの染色を主に行いますが
ヘマカラーも含めて全て染色液を点眼容器に入れて、
検体上に充填させて染色しています。
以前はバットを使っていましたが、
染色液の劣化が起きにくいためこちらのほうが綺麗に染色できています。
またバットの洗浄の手間も省けます。
ライトギムザは室温にもよりますが12~3分程度で染色可能で
細胞の染まりがヘマカラーよりも良好に感じています。
この3染色法はすべて固定がメタノールなので、
まず固定をして、その後、染色法を選べるというのも、
使いやすく感じています。
2つめは二人用の聴診器です。
教育用、インフォームドコンセント用に使用可能だと思いますが、
あまり手頃なものがなく、自作しました。
聴診器そのものの機能性は高くないので
あくまで別の聴診器での聴診のあとに使用しています。
一般的な聴診器を3つ用意し、
細めのインシュリン用ポンプ(BDロードーズなど)を切断したもので
繋ぎ合わせることで簡単に作成できます。
この方法なら、チェストピースの破損してしまった聴診器を
有効利用することもできます。
春に引き続き、病院スタッフ向けセミナーを行いました。
今回は、病院内でのデータ管理についてと
麻酔モニターについての合計2回でした。
麻酔モニターに関しては実習形式で自分の体や実際の機械で
理解できるように行いました。
麻酔の管理は、学んで学びすぎることはないくらい重要なものです。
また、病院で使っているソフトによるデータ管理は
特に難しいものではありませんが、
日常生活でも役立つことなので時間をとって勉強をしてもらいました。
セミナーの準備は大変ですが、理解して、仕事に活かしてもらえると
やりがいがでます(^O^)