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2013年9月 3日 (火)

大型犬用耳鏡

耳の中を検査する耳鏡という器具があります。
医療用のもので多種のものがありますが、
大型犬の耳クラスになると、鼓膜付近までの検査が
難しくなってしまいます。

理由は耳鏡につけるアダプタがあまり大きくないためです。
人間の耳ならこの大きさでも十分かもしれませんが、
大型犬では不十分です。

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当院でも使用している医療用のウェルチアレンの耳鏡は
乾電池式で軽く、見やすく重宝していますが、
本来は動物用のアダプタを付けることができません。
そのため、大きめの動物用のものを
改良してつけることができるように工夫しています。

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動物用の耳鏡のアダプタを用意します。
このままでは付けることができないので、
熱を加えて穴を小さくします。

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これで耳鏡に装着することができるようになりましたが、
これでは焦点深度が合わずに、ぼけてしまいます。

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そのため、耳鏡の焦点深度のちょうど良い長さに
アダプタをカットしています。

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これで小型の耳鏡でも
大型犬の鼓膜付近まで確認することができるようになります。

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