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2013年10月

2013年10月26日 (土)

ライちゃん

乳腺腫瘍のため、
左側乳腺全摘出の手術を行ったライちゃんです。
抜糸終わりました。

40~60針ほど縫っているため
術後のケアが大事でしたが、
よく頑張ってくれました。

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ペロちゃん

クッシング症候群の治療中のペロちゃん。
お薬で、脱毛と腹囲膨満が回復してきています!

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クッシング症候群によりステロイドホルモンが体内で過剰になると
多飲、腹囲の膨満、治りにくい皮膚炎などの症状がでてきます。

ななこちゃん

多中心型リンパ腫という大変な病気と闘っているななこちゃん。
抗がん剤の投与でリンパの腫れを抑えています。

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とてもお利口で我慢強いななこちゃんです。
いつまでもご愛嬌を振りまいていてね!

Rちゃん

避妊手術と歯石除去を行ったRちゃん
抜糸終わりました!

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ダックスは歯周病が悪化しやすい犬種です。
口が気になる子はチェック致します!

チェリーちゃん

先日、乳腺腫瘍のため、
右側乳腺全摘出、卵巣子宮摘出の手術を行ったチェリーちゃんです。

40本の抜糸を終わりました。
あまりいいものではありませんでしたが
取り切ることができました。

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診察の際に見つかったのですが、
手術を決断してくださった飼い主さんと
頑張ってくれたチェリーちゃんに感謝です!

2013年10月16日 (水)

夜間の対応につきまして

時間外診療につきましては
可能な限りの対応となっております。

(当院にかかりつけの方に限ります)

詳細につきましては、
防犯上、電話でのお答えは致しておりません。

直接受付にてご確認くださいますよう、お願いいたします。

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2013年10月15日 (火)

肛門周囲腺腫

肛門周囲の腫瘤の治療の紹介です。

肛門周囲にできる腫瘤で最も多いのは
去勢していない高齢のわんちゃんにできる、
肛門周囲腺腫とよばれる腫瘍です。
これは良性ではありますが、
肛門の周りで大きくなりすぎてしまうと
手術で取りきれなくなってしまうこともあります。

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手術前の写真です。
肛門の右側に大きくせり出したしこりが
確認できます。

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この子の場合は腫瘍は6cmありました。
肛門のうという分泌腺も巻き込んでいたため
一緒に摘出しています。

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術後はドレーンをいれて
清潔に管理できるようにしています。

汚染してしまいやすい部位ですので
手術以上に術後の管理が重要になります。

モモちゃん

先日避妊手術と歯石除去を行ったモモちゃんです。
頑張りました!

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ミミちゃん

避妊手術と鼻涙管の洗浄処置を行ったミミちゃんです。
抜糸も終わってスッキリです。

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マズルの小さな小型犬は
涙の排泄路である鼻涙管詰まりやすく、
流涙の原因となることがあります。

シャドーくん

お尻にできた大きなできものの
摘出手術を頑張ってのりこえてくれたシャドーくん

お尻はケアが必要で本人も大変だったと思いますが、
よく頑張ってくれました。

傷口も良好です。
お疲れ様でした!

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2013年10月 7日 (月)

中部小動物臨床研究会

中部小動物臨床研究会の年次大会にて
座長と発表を行ってきました。

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この会は、もともと名古屋近郊の心臓外科の先生方が立ち上げた団体で、
現在は循環器はもちろん、各分野の著名な先生方が所属していらっしゃいます。
私も名古屋で勤務医をしていたころからお世話になっております。

この会の案内には以下のように書かれています。

『「毎日の診療の中の1例1例」が大切であり、これらを見つめ直し纏めることが特に若い臨床家にとって勉強になることであると考えています。これにより会員の「得意な(専門)分野」を教え合うことにより、相互を認め合い、助け合うことを大切に考えているためです。』

ひとつひとつの病気に対して、真剣に向きあい、反省を繰り返すことが、
臨床医にとって何より大切だと思っています。

今回も、かねてより尊敬している泌尿器の権威の先生から
たくさんのご意見を頂戴することができました。

今後も積極的に発表の機会を自分に課し、
ご助言を与えてくださる先生方に恥じないような診療を行わなければならない、
と改めて思い直しました。

よっしーくん

先日、ホルモン異常が疑われたため、
腫大した精巣を摘出したよっしーくんです。

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無事に抜糸も終わりました!

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男の子なのに乳腺が発達したり
乳汁分泌がある場合は
性ホルモンの異常の可能性があります。

2013年10月 2日 (水)

チャムちゃん

ライオンラビットのチャムちゃんが来てくれました。ガオー。

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爪切りと鼠径腺の洗浄をしました。

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これですっきりですね!

ネコの皮膚肥満細胞腫

先日行った、ネコの皮膚肥満細胞腫の手術写真です。

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ねこちゃんの皮膚肥満細胞腫は外科摘出が第1選択となっています。

気になるしこりはまず検査!

うさぎの避妊、去勢手術

うさぎさんの避妊手術と去勢手術の様子です。


うさぎさんの子宮と卵巣はわんちゃんねこちゃんと
すこし形状が変わっていて脂肪が多いように思います。

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うさぎさんの睾丸や陰嚢もわんちゃんねこちゃんとは
かなり形が変わっています。
(写真の精巣は腫瘍化しているため大きさが異なります)

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スプレー行動や、子宮疾患の予防には
手術が適応になります。

(当院では可能な限り気管挿管を行っております。)

ルークちゃん

去勢手術後のルークちゃん

抜糸しました。

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カラーも取れてご機嫌です。

精巣腫瘍

左右の精巣の大きさの違いなどで
精巣腫瘍が疑われた場合には
精巣を覆う膜や陰嚢ごと切除し
外科マージン(安全域)を確保します。

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今回のオペも精巣の大きさに左右差が見られたため
通常の去勢手術よりもマージンを大きくとっています。

先月だけで3件、同様の手術を行っています・・・。

女の子だけでなく、男の子も、若いうちの手術をご検討ください。

耳の腫瘍と腹腔内陰睾

耳の腫瘍と腹腔内陰睾の手術を行ったコロちゃん。
抜糸も終わって一安心です。

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けっこうピンボケしてしまいました。
ごめんね、コロちゃん。

あの子は今

以前、とある事情で病院に一時的に居候していた
タヌキネコのりきくん。
病院に遊びに来てくれました。

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ちょっとお腹周りが・・・

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足の手術までには痩せましょう・・・

サスケくん

初期の老齢性白内障で少しずつ目が見えにくくなっていたサスケくんです。

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まだまだ効果があいまいな薬ではあるのですが、
初期白内障に点眼薬を使ったところ、
肉眼的に白さが薄くなり、視力も上がったような傾向が
見られるようになりました。

治療前
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治療後
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光の加減もありますが、
明らかに白さは減っているようでした。
なにより、目の見えにくそうなしぐさが軽減したというのが
うれしいですね。

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