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2014年8月30日 (土)

涼しくなってきました

昨年から心臓病で通院していたチワワの男の子が
先日、息を引き取りました。
僧帽弁閉鎖不全症(MR)という病気で、
1年近く、お薬の欠かせない状態でした。
高齢のワンちゃんの、この病気に対する治療は、
薬物治療で心臓の負担を減らして進行を抑えることが
主体となります。
それでも病気は少しずつ進行してきてしまいますので
だんだんお薬は増えていきますし、
時には入院での治療が必要になることもあります。
食欲が落ちてしまったときなどは
なかなかお薬を飲んでくれなくて大変だったり
調子の悪いときは、夜に病院につれてきていただくこともあります。
このチワワの男の子もそのような日々を、1年間頑張ってくれました。
もちろんご家族の方もです。
最期の最期は少し苦しかったかもしれないですが、
こんなに一生懸命お世話をしてもらえたおかげで
楽な状態でご家族と長く過ごせたと思います。
病院は、ちょっと苦手で、いつも少し震えていましたが、
治療や検査のときはしっかりと我慢してくれていました。
わずか2kgほどの背中に、ご家族のめいっぱいの愛情を背負って
十数年の大切な思い出を残して旅立っていった彼のような子を
最期まで診させていただいたことに感謝致します。
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