診療設備のパワーアップ
以前より準備を勧めていた医療機器の導入が完了し
病院の診療に本格的に使用することが可能になりました。
カラードプラー搭載のエコーです。
心臓の血流を調べることができ、
お腹の臓器の様子も今まで以上に詳しく見ることができます。
高度治療室(動物病院用ICU)です。
室温、床温度、湿度、酸素濃度などを厳密に管理することができ、
心臓病、熱中症をはじめとする
呼吸状態や体温調節が悪化してしまう病気や
術後のケアを行うことができます。
動物用解析機能付きの心電計です。
心機能はもちろん自律神経の検査にも使えますので
リスクのある手術の前の検査に役立ちます。
内分泌検査機器です。
治りにくい皮膚炎などの症状がでやすい、
甲状腺の疾患、副腎の疾患(クッシング、アジソン)の検査を
行うことができます。
眼圧計です。点眼麻酔の必要もなく、
動物への負担を減らして
緑内障やぶどう膜炎で異常となる、
眼圧を測定することが出来ます。
眼圧の上昇や低下は、眼疾患の状況を見る上で非常に重要な
ファクターですので、こまめなチェックが重要です。
眼底カメラです。
特定の犬種での遺伝的疾患などで見られる
網膜の異常を調べることができます。
動物用のポータブル血圧計です。
落ち着いた場所で複数回計測して、
エラー補正した平均値を出してくれます。
高血圧になりやすい、
心臓病や腎臓病の状態の把握に役立ちます。
細隙灯顕微鏡です。眼球に細長い光をあてることにより
電子聴診器で記録した心音グラフです。
音の大きさだけでなく、音程の高さの変化も見ることが出来るため
単に「雑音があります」という診断が、より明確になります。
網膜スクリーニング検査装置です。
視覚異常の症状が出てしまう、
網膜変性や視神経炎などの診断に使用します。