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2015年5月14日 (木)

フィラリア症からの回復

心臓にフィラリアが寄生してしまっていた豆太くんですが
今回の抗原検査で、陰性が確認されました。
優しい方に保護してもらい、
すでにかかってしまっていたフィラリアの治療も無事にすんで
あとはきっと楽しいことばっかりだね

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フィラリア症は、症状が出始めると命に関わる病気なので、
本当によかったです。
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フィラリアに対しては、新しい内科治療を当院でも取り入れていますが   
まだ無症状であったり症状が軽度な場合には、
内科的な治療だけでもフィラリアを安全に弱らせて
駆除できたわんちゃんがたくさんいます。
もちろん急性症状の場合には手術が必要になることがあります。
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今まで私たちは、都市部で仕事をしてきましたが、
能登地区は、非常にフィラリアが多い地域です。
想像してみてください。
その辺りを飛んでいる蚊の中に小さな寄生虫の幼虫が潜んでいて
動物の血を吸うときに、皮膚の内側に入り込んで
しばらくして筋肉を突き進んで血管に入り込み
やがて巨大な親虫になって心臓に居座る。
考えただけでもぞっとすることです。
少し薬を飲むのを忘れたり、吐き出してしまっていたり
というだけでも感染してしまうリスクがあります。
フィラリアの予防をする際には
是非、フィラリアの検査をしていただけると安心です。
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フィラリアは主に犬に寄生すると考えられていましたが
猫やフェレットへの感染も確認されています。
特に、猫では最近研究が進み、
血管に入り込んだあと成虫になる前に死滅してくれたとしても
心臓の血管に重度の障害を起こし
呼吸不全の後遺症が残り死に至ることがあることが
わかってきています。
しかもその時点ではフィラリアは死滅しているため
原因がフィラリアであることはわかりません。
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残念ながら年に何頭も
フィラリア症で亡くなってしまう子が
当院の患者さんの中にもいます。
猫でもフィラリアが死因だった可能性がある子もいます。
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能登地区でフィラリアに苦しむ子が
一頭でも減ってくれることを願っています。

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