11月のお知らせ
11月は11月24日の冬にんじんの日にちなみ、
うさぎ月間を開催します。
うさぎさんの健康診断(血液検査)を通常よりお値引きして行いますので、
普段、あまり病院へ来る機会のないうさぎさんも
この機会にお越しいただければと思います。
また、11月12日は当院の開院3周年となります。
日頃の感謝の気持ちを込めまして、
11月いっぱいに限り、当院で販売しているドライフードを10%割引致します。


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11月は11月24日の冬にんじんの日にちなみ、
うさぎ月間を開催します。
うさぎさんの健康診断(血液検査)を通常よりお値引きして行いますので、
普段、あまり病院へ来る機会のないうさぎさんも
この機会にお越しいただければと思います。
また、11月12日は当院の開院3周年となります。
日頃の感謝の気持ちを込めまして、
11月いっぱいに限り、当院で販売しているドライフードを10%割引致します。
小動物の医療の仕事をしていると
検査や治療の医学的根拠について考えることが多くなります。
ひとつひとつの検査法や治療法についても
日々、新しい根拠となる報告がなされているのが現状です。
昨日まで、「正しい」というコンセンサスが得られていた医療が
次の日には「間違い」になっていることすらあり得る、
シビアな世界でもあります。
そのため、根拠となるデータが不十分であったり、
体験談や、一方的な理屈に頼っているような疑似科学や似非医学と
考えられるようなものに対しては、
拒否反応を示しやすくなってきます。
確かに、現段階では明確な根拠がなく、
経験的に行われているようなことが
後々、統計的に有用性が認められる可能性はあります。
しかし、根拠のないものほど世間には曖昧な喧伝がされやすく
根拠のあるものは専門性のある人間が正しい知識を持って使う必要性から
曖昧に世間に広まることは避けられる傾向にあります。
たとえばAという病気に対して
Bという薬物治療とCという民間療法があった場合、
薬物治療について、曖昧な情報が広まってしまうと
医療従事者との間に誤解が生じてしまう、
大きなリスクがあり、当然厳しい規制があります。
他方、民間療法に関しては
法律に違反しない限りは体験談などを通じて
日常生活で目にするところに情報が氾濫しています。
疑似科学や似非医学というものには
リスクがない、副作用がないという文言が躍ります。
それはすなわち、もし効果が見られなくても
試してみようか、と思わせる心理的効果があると考えられます。
学業成就のお守りを持っていって試験を受けたとします。
試験に落ちた場合、「所詮、お守りだからね」
試験に受かった場合、「お守りのおかげだ」
という心理になるのと類似していると思います。
今年の年末もワクチンを頑張った子のお写真を
zounさんに載せてもらいます。
10月いっぱいが締め切りになりますので
そろそろワクチンの時期の方は
お早めにお越し下さい!
またワクチンが大事なのはわかっていても
なかなか打つ機会がなかった方も
この機会に是非打ってあげてください。
お友達のわんちゃん、ねこちゃんでも
打ってない方には是非お知らせください
マイクロチップを入れる方が増えているそうです。
マイクロチップはわんちゃんやねこちゃんなどに埋め込むQRコードの様なもので
もし迷子になってしまった場合に
それを読み取ることでどこの子かわかるというものです。
マイクロチップは皮膚の中に太い注射器で埋め込みますので
残念ながらスマートフォンで読み取ることはできません。
自治体や動物病院などにあるこういったリーダーで読み取ります。
当院でも打つことができます。
ご興味のある方はお申し付けください。
先日、新潟市で行われた日本小動物獣医学会(中部地区)で症例発表をさせていただきました。
今回の発表は「認知機能障害による睡眠覚醒周期の変化が疑われた犬に、段階的な薬物治療を行った1例」というテーマでした。
長い題名ですが、要するに・・・
犬も、高齢になってくると、認知症になり、
その症状の一つとして昼ぐっすりねて、
夜は起きて夜鳴きをすることがあります。
こういった症状の犬に、様々な薬を組み合わせたり、
今まであまり使われていなかったような薬を使用したりして治療し、
1年以上もの長い期間ひどい夜鳴きの症状が出ずに過ごせています。
という内容の発表でした。
「たかが認知症」と思われがちですが、実は「されど認知症」で、
夜鳴きがひどいと、飼主さんの心も身体も疲れ果て、
飼主さんとペット達の大切な心のつながりが失われてしまうという
最もおそろしい事態を招きかねません。
飼主さんとペット達に
幸せな生活をおくっていただけるよう
このテーマはこれからも追求してゆきたいと思っています。
先月は猫月間でした。
たくさんの猫ちゃんが検診(ウイルス検査+α)を受けていかれましたが、
幸い、今回検査した猫ちゃんは皆さん陰性でした。
今月は10月10日の目の愛護デーにちなみ、眼科の検診を行います。
眼の検診(眼圧、眼底、スリットランプ、網膜検査等)のセットを