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2015年12月13日 (日)

内視鏡導入から一年

内視鏡導入から一年近くが経ちました。
近隣の動物病院からご紹介いただくこともあり、
活躍してくれることが多くなっています。
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内視鏡では、主に、
①胃腸の異物の摘出
②粘膜の一部を剥がして検査する「内視鏡下生検」
を行っています。
いずれも、開腹手術を行うことなくできるので
動物への負担を少なく行うことができます。

特に、胃内異物の摘出は、緊急性を要することが多く、
放置すれば、先端の鋭利な物(木製や金属製の尖った破片や骨の破片)や
詰まりやすいものなどが、
腹腔内で穿孔してしまったり、腸で閉塞してしまったりする可能性があります。

内視鏡がない状態では、自力で吐き出すことができなければ
開腹手術を行うことになりますが、
内視鏡があると、お腹を切らずに取り出せる可能性が出てきます。
その場合は、動物の身体への負担や入院期間を大きく減らすことができます。

より良い治療法があるのであれば
その治療を行うために設備投資をし技術を学ぶか、
その治療ができる病院へ紹介することが、
小動物の医療でも当たり前になってきていますが、
地域によっては、まだまだそれが困難なこともあります。
内視鏡のように、動物のためになるような設備と技術を
今後も習得していきたいところであります

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