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2016年1月18日 (月)

ありがとう、ミルちゃん

川崎の実家の猫が、先週1月8日に亡くなってしまいました。
突然の重度の非再生性貧血で昏睡、
原因を突き止めることすらできないまま、
最期を迎えてしまいました。
しかし、後悔はありません。
入院する前日まで、とても元気に家族に甘えていたそうです。
実家の近くの、
小さい頃からうちの子を診てくださった動物病院の先生も、
重篤な状態でも、できうる限りのことをしてくださったと思っています。
本当に感謝しています。

獣医療は人間の医療と同等ではありません。

おそらく、今後も同等になることはありません。
動物は喋ることができませんので、
不調を早い段階で伝えることもできませんし、
検査や治療の必要性を理解して我慢してくれることも困難です。
「直接の問診」という、診断に最も重要な要素が抜けていることや
確実な検査や治療が必ずしもできるわけではないことが
一番の障壁なのです。

人間の病院であれば
問診や聴診、触診、視診などから診断をして
治療に入るという流れが多いと思いますが、
獣医療では、断片的な情報から試験的な治療や検査を行い、
ようやく暫定的な診断が下せるということが多いと思います。
(人間の医療のことは門外漢なので、あくまで想像ですが)
個人的には、人と動物の医療は、
似ているようでだいぶ違っていると思っています。

私もこの仕事をしている上で、
動物や病気のことをわかったようなことを言っていますが、
迷うことや、上手くいかないことがたくさんあります。
まだ、私が未熟なのももちろんあるとは思いますが、
どうかこの困難な仕事を少しでもご理解いただいて、
伴侶動物たちの健康にお気遣いをいただけるように
ご協力いただければ、とても有り難いです。

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長毛のスコティッシュフォールドのミルちゃん、享年15歳です。
わがままで甘えん坊なかわいい子でした。
まだ、思い出すと寂しいですが、
最後にゆっくりとお別れすることができたので
気持ちの整理ができました。
素敵なお別れのセレモニーをしてくださった霊園の方にも感謝ですね。

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