12月17日(土)臨時休診
所用により12月17日(土)は臨時休診とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、ご了承のほど、
よろしくお願い申し上げます。
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所用により12月17日(土)は臨時休診とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、ご了承のほど、
よろしくお願い申し上げます。
パッキンを大量に誤食してしまった小夏ちゃんです。
内視鏡で胃の中を確認すると、
胃の中と出口にたくさんのパッキンの破片が詰まっていました。
幸い内視鏡で胃〜十二指腸にかけて
詰まっていた物を摘出して、元気に回復してくれました。
全部で40個以上の破片があり、
内視鏡で往復しながら摘出しました。
お腹を切らずに内視鏡で取ることができましたので
翌日には退院できました。
しかし、内視鏡がなければ開腹手術と入院が必要なケースだと思います。
もちろん内視鏡で取れないこともありますが、
今回は内視鏡が大活躍してくれました
ワクチンに来てくれた
ワンちゃんとネコちゃんたちの
可愛いお写真です
みんな頑張りました
手術を頑張った子達の
お写真です
みんな元気に退院出来ました
寒冷期に入り、体調を崩す小鳥さんの来院が増えています。
ひよちゃんは、嘔吐と黒色便を主訴に来院されました。
重度の胃炎による症状と判断して治療を行いましたが、
消化不良便の排泄や体重減少の症状も表れたため、
試験的に真菌に対する治療を行ったところ、
症状が改善し、体重もすぐに戻ってくれました。
胃に生息する真菌(マクロラブダス)は検査で見つかることが多いですが
今回は検出されませんでした。
しかし、治療の経過からは、
真菌感染があった可能性が示唆されます・・・。
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寒くなり、インコさんのマクロラブダス症をはじめ、
体調を崩してしまったり、
病気が顕在化して来院する小鳥さんが増えています。
小鳥さんの温度管理にはくれぐれもご注意ください。
注射後から食欲がないという主訴で、
1ヶ月前に初診で当院に来られたきんたくんです。
来院時、粘膜や皮膚が黄色く変色し、
おしっこの黄色も濃かったということでした。
今日で当院は4周年でした。
と言っても、診療業務は常にありますし、
診療外の勉強会や研修会があり、
今日も、学術講演を聴講して来ました。
何周年ということは動物病院という業務の中では
あまり意味をなさないことかもしれませんが、
今の状態とこれからの展望を考える節目になると思っています。
これまで、院内の設備の拡張を少しずつですが行い、
これからも必要な拡張は無理のない範囲で行っていく予定ですが、
病院として安定してきた今では、診療のひとつひとつを大切にし
動物たちの出すサインを見逃さないようにケアしていくことが、
一番大切なことだと、改めて思っています。
謙虚に診療を行い、適切なフォローと修正を患者さんごとに行えるように
前向きに頑張っていきたいと思います。
本年の10月までに当院で混合ワクチンを接種された子たちのお写真が
今年もzounさんの年末年始合併号に載ることのなりました。
こうした、地域の方に喜んでもらえることも
少しずつ考えて増やせていけたらと思っています。
11月は獣医療の管轄である農林水産省により
薬剤耐性対策推進月間 と位置づけられており、
愛玩動物の医療においても、
抗菌剤による薬剤耐性菌の動向調査・監視を行うことの
再確認がなされています。
具体的には抗菌剤の慎重使用への取り組みが求められています。
当院では、院内での薬剤感受性試験を行っています。
抗菌剤の適切な使用により、
動物への治療がより的確に行うことができるだけでなく、
耐性菌によるリスク管理措置という面からも
望ましい検査のひとつと考えています。
以下の日程で獣医師の休診があります。
最近手術を頑張った
わんこさん、にゃんこさん達の
お写真です
元気に退院できて良かったね
当院の認定動物看護師さんに
動物看護職協会の動物看護大会に参加してきてもらいました。
今年は日本獣医生命科学大学で行われました。
ちなみに私の師匠の母校でもあります。
アメリカで動物看護師として働いている方の講演などを
聴講してきてもらいましたが、
アメリカでは国家試験のほかに、州ごとにも動物看護師の公的な試験があり、
その職域も保障されていて、その先進的な専門性に関して、
大変興味深い内容の講演を聞くことができたそうです。
日本では公的な資格としては認められてはいないのですが、
行政として、専門性を認定し知識や技術を高い水準で
平準化しようという動きがあり、
一定の教育を受け、試験に合格することにより
認定動物看護師としての登録を行う、統一認定機構が4年ほど前に発足し、
すでに多くの認定動物看護師が、動物病院に勤めています。
当院にも認定動物看護師が2名おり、
来年からも1名が新たに加わってくれる予定です。
公的な資格ではありませんが、正しいスキルやテクニックと、
何よりも動物を守るというプロ意識を持って伸び伸び働いてもらいたいものです。
〜おまけ〜
日本獣医生命科学大学の中庭にある牛さんのベンチです。
ここに行くとみんなこのベンチの写真を撮ると言われていますが、
案の定、この写真を撮ってきてくれました。
皆様も、日本獣医生命科学大学にお越しの際には是非。
11月になりました。
当院は11月は歯科眼科月間、高齢期検診月間となっています。
麻酔下歯科処置の麻酔前検査と
スリットランプによる白内障の検査が半額で受けられるほか、
高齢期の特別検診として、
心臓病と腎臓病の早期発見マーカーを含む検査セットをご用意しております。
月間ごとの期間限定で行っていますので、
ご希望の方はお早めにお申し付けください。
(今回の検査はご予約の必要はありません。診察時間にお越し下さい)