ご意見箱
当院の待合室にはご意見箱があります。
環境改善のための貴重なご意見のほか、
応援のメッセージをいただくこともあります。
先日こんなメッセージをいただきました。
病気や怪我のことはもちろん、
動物のことをわかってあげて、
「こういう部分が、この子にとっては辛いだろう」
「こういうところは、こちらが思ってるほど辛くはないだろう」
「これを毎日するとなると、この子にとっては負担だろう」
と言ったようなことを飼い主さんと一緒に考えて
治療の必要性、治療のしかた、病気や怪我との付き合い方を
考えていくことは、
その子の生活の質=QOL、クオリティ・オブ・ライフ
;生命の質と訳されることが多いですが、生活の質と訳す方が
伴侶動物との生活、余生を考える上では
わかりやすいと思っています、
その生活の質を考えて、良くしていく上では
単に病気の治療薬を決めたり手術をしたりすること以上に
温かい作業ですし、大切なことだと思っています。
その中で、こういったメッセージをいただけたことは
大変励みになりました。
ありがとうございました