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狂犬病ワクチンの接種時期に入り
よくいただく質問として
「大型犬でも小型犬でも量が同じですか」
ということがあります。
こちらの世界獣医師会のガイドラインのQ&Aに
明確な答えになる箇所があるかと思います。
(ただしこの内容は狂犬病ワクチンではなく
混合ワクチンについての記載ですが、
理屈としては同様に考えて良いと思います)
Q42. 大型犬(グレートデーン)にも小型犬(チワワ)にも
同量のワクチンを注射すべきか?
Q93. 小型犬は有害反応を発現することが多い。
これを避けるため、ワクチンの用量を減らすことはできるか?
という質問の項目です。
*このガイドラインがすべての国の
すべての地域に当てはまるわけではなく
その国の感染状況やワクチンの流通状況によって違いがあり、
国内でも獣医師の裁量に負うところが多いです。
能登地区は野生動物も多く
フィラリア感染ハイリスク地域です。
以前のブログで七尾市のフィラリアの発生状況と
七尾市でのフィラリアの検査について
掲載しています。
都心部や都市部とは
ちょっと状況が違うかもしれません。
地域によっては
フィラリア陽性犬が出るだけで
地域の獣医師の話題になることもあります。
しかし、この地域では
まだまだ陽性のわんちゃんに出会うことは
珍しいことではありません。
前出のブログを書いた時と
野生動物の状況も
大きく変わっていないと思います。
十分にご注意ください。
🐶🐶
狂犬病とフィラリア、ノミダニの予防シーズンで
駐車場がいっぱいになって
「あの病院に行くのちょっと心配だな」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
実際の待合室は多くても
だいたいこのくらいの少人数です。
十分な距離が保てるように
お車でのお待合と呼び出しブザーの活用で
「準ドライブスルー診察」を行なっております。
どうか安心してご来院くださいますよう
お願い申し上げます。
以下の日程で獣医師の休診がございます。
憂子獣医師:4月28日(水)午前 休診
狂犬病予防接種をはじめとする予防シーズンに差し掛かっていることもあり、
当日はお待たせする時間が長くなることが予想されます。
お時間に余裕を持ってお越しいただくか、急な症状でない場合は、別日でのご来院を
ご検討いただけますようよろしくお願い致します。
4月から受付開始時間の混雑を避けるため
時間前整理券を配布しています。
診察時間開始前にいらっしゃった方は
バスの容器の上にある
丸い木製の番号札をお取りください。
だいたい朝と夕方の受付開始30分前くらいから
病院入口前にお出し致します。
狂犬病の集合注射が始まっていますが、
動物病院でも接種可能です。
密接を避ける工夫を様々行なっておりますので
そちらもご来院いただいて
ご確認いただけたらと思っております。