熱中症からの多臓器不全
8月の初めに熱中症からの多臓器不全に陥ってしまい
病院での救急治療からそのまま入院になった
こたろうちゃんです。
入院後10日程度で肝臓と腎臓の機能も
退院可能なレベルまで戻り
通院での治療になりました。
先日、経過の血液検査でも
ほぼ基準値に近い値まで改善し
元気に過ごしてくれているようでした。
初診時には考えられないくらい
元気な姿でした。
熱中症は、ただ体温が下げて治療すれば良いだけではなく
多臓器不全に陥り治療の甲斐なく
亡くなってしまうことも多い
非常に危険な病気です。
今年はだいぶ涼しくなってきましたが
来年以降も十分にご注意ください。
緊急的な外科治療や内科治療が必要な状態は
ある程度医療が発達しても
医療従事者の能力が向上しても
なかなか治療成績を上げるのは難しい側面が多く
自分たちの不甲斐なさを思い知る毎日ですが
頑張ってくれている動物さんたちがいる以上、
できるだけ前を向いていきたいと思います。