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2024年3月17日 (日)

愛玩動物看護師国家試験

2月18日動物看護師国家試験があり、当院のスタッフも2名受験しました。地震のあとは、勉強どころか、本人やご家族の生活すらままならない中で、何とか電車のチケットを取り、ホテルの予約をして、無事に受験ができたくらいの状態でしたが、一昨日の合格発表で2人とも合格していました。去年から真面目に取り組んでいた2人だったので神様が見ていてくださったのだと思います。いつも一夜漬けの自分なら心が折れていたと思います。
地震から75日が経ちました。震災の当日、皆様のご自宅や仕事場もそうだったと思いますが、私たちの家や病院も棚の薬品などのほとんどが落下し、機械もどれが動かせるのかもわからないような中で、入院している子たちの確認や治療を続けながら、何日も徹夜で後片付けと掃除を行っていました。また、発災直後はルーターなどの通信機器も瓦礫の中でつながらなくなり、財布や免許証なども見当たらず、スマホやラジオだけで情報を確認しながら、市内では高台にあたる、当院の周辺まで避難して来られた方の、駐車場や待合室への誘導や飲み物、お手洗いなどの確保、また連れてきていた動物さんのケアなどに追われていました。スタッフも皆、被災し、各地域の避難所などにいて、1月4日に全員の安否確認と、出勤できるスタッフの人数の確認できたため、午後のみの臨時診療をようやく行うことができました。そこから、少しずつですが、診察時間を延ばしたり、手術の受け入れができるようになり、診察時間は通常の時間に戻り始めています。ただし、スタッフは震災でかなり減ってしまいましたので、お待たせいただく時間が長くなったり、お電話での対応ができないことがあったりしています。
先日、発災直後に当院で夜を過ごされたという方が、ご挨拶に来てくださいました。今は無事にお元気で過ごされているそうです。「人の噂も七十五日」と言います。何となく、1月1日の出来事も風化してきてしまうのではないかという意味を感じてしまう一方、1月1日の恐怖から、気持ちを切り替えていきたいという意味とも思いたいという、被害の大きさを考えると難しい心境の方がほとんどではないかと思います。当院も、復旧工事やその見積もりですら、まだまだ目途が立たない状態です。駐車場から病院の裏口の擁壁も、次に大きな余震が来たら崩れてしまうのではないかと心配しています。市内の道もだいぶ良くなっていますが、未だにスピードが出ていると飛び上がってしまうような道もたくさんあります。フィラリアやノミダニの予防のシーズンになりますが、どうか皆様、お気をつけてお越しいただければと思います。

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