カテゴリー「③エキゾチックアニマル症例」の記事

2022年1月19日 (水)

尿酸結石による総排腔閉塞

尿酸結石が出来てしまい
総排泄腔が閉塞してしまった
ボールパイソンのチョコちゃんです。
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脱皮不全も併発していました。
排泄を促す処置を行い、
結石を出すことができました。
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点滴を行い、保湿に気を付けてもらい
元気に再診に来てくれました。
乾燥する時期は
脱皮不全や結石症が多くなります。
ご注意ください。

2021年11月 3日 (水)

にわとりさんのハジラミ

ペットとして飼育されている
ニワトリさんのきいちゃんです。
もともと怪我をしてしまっていて
羽づくろいが苦手なこともあり、
ニワトリオオハジラミの寄生で
強いストレスを受けてしまっていました。
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駆虫がうまくいき、体重も増えてきていました。
鳥さんのハジラミは治療対象とならないこともありますが
その子その子の状態に合わせて
考える必要があるかもしれませんね。

2021年10月16日 (土)

ジャンガリアンハムスターの外耳炎

外耳炎・膿瘍の治療を頑張ったはむちゃんです。
腫れがなくなり順調そうです。
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湿度の変化しやすい時期になると
外耳炎の症状で受診されるわんちゃんが
多くなりますが、
ハムスターでも外耳炎が起こります。
わんちゃんとハムちゃんの大きな違いは
ハムちゃんの場合、
耳道に大きな膿瘍ができてしまってから
気づかれるケースが多く、
ハムちゃん特有のチーズ様の膿が
耳道や、周囲の骨を破壊してしまって
治療が難しくなってしまう点にあります。
今回のはむちゃんのように、
(ハムちゃんにとっては)大がかりな洗浄を繰り返し、
内服のお薬を頑張って
治ってくれるケースもありますが、
それは運が良い方かもしれません!

2020年12月13日 (日)

レオパさんの腸閉塞

異物を大量に飲み込んでしまい
腸閉塞を起こしていた翡翠ちゃんです。
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少し時間はかかりましたが
内服のお薬とお世話とケアで
(お腹の中の複数の白い点状のもの)
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 全て排出させてあげることができました。
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お腹を痛そうにして
気持ち悪そうなそぶりが続いていましたが、
症状も改善して
食欲も戻ってきたようです。
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閉塞していたため、
手術を前提として治療していましたが、
東京のエキゾの先生からアイデアをいただき
今回の治療が奏功しました。
御礼申し上げますm(_ _)m

2018年9月10日 (月)

ミドリガメさんの卵塞

産卵がうまくいかず、調子を崩してしまった亀子ちゃんです。

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なかなか産卵することができず、
食欲もなくなってしまっていました。
手術も検討していましたが、
幸い薬に反応してくれて、一つずつ、産卵してくれました

2018年7月19日 (木)

止まり木の太さに注意!

足の握力が低下してしまっていた、
セキセイインコのピーくんです。
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足の麻痺が出てくる病気としては
お腹の中のできものによる神経の圧迫や外傷、
中毒や栄養障害などによって出てくることがありますが、
まだ若くて元気なピーくんは
比較的症状が軽く、
止まり木の大きさが合っていないことによる障害も
疑われたため、
神経回復促進のためのお薬と
止まり木の太さの調節で、
症状が治まってきました。
インコさんではよく診られる症状ですし、
止まり木も見落としがちなポイントですので
インコを飼っている方は是非お気をつけ下さい!

2017年4月20日 (木)

ねずみの歯医者さん

ねずみさんやうさぎさんは、
歯がずっと伸び続けます。
種類によって伸びる歯が違うので、
それぞれに違う歯医者さんをしてあげなくてはいけません。
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ロボロフスキーのラムちゃんです。
ハムスターさんは切歯(前歯)がずっと伸び続けます。
普段は物を齧ってすり減りますが、
すり減りがうまくいかず少しでも曲がってしまうと、
噛み合ない状態で伸び続けてしまいます。
そのままでは上あごや下あごに刺さってしまいますので、
切ってあげる必要が出てきます。
切る時にはなるべく歯の根元に負担をかけないように切るのが
ポイントになります。
ラムちゃんは、幼い頃から歯の処置が必要になり
1年以上になりますが、
定期的な治療でとても元気に過ごしてくれています。
きちんと様子をみて通院してくれているご家族に感謝ですね!

2016年12月27日 (火)

オカメインコさんのマクロラブダス

マクロラブダス症の治療を頑張った、
オカメインコのトムちゃんです。
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マクロラブダス症はセキセイインコで多い病気ですが
オカメインコでも発症することがあります。
特に、幼若鳥で、少しわかりづらい形態で糞便中に
菌体が観察されることが多いように感じています。
マクロラブダス症は薬剤耐性菌となっていることも多く
治療が一筋縄ではいかないことも多く、
検査も形態によってはわかりにくいことも多いため、
見過ごされてしまうこともあります。
しかし、重症化したり、突然死してしまうこともあるため、
注意が必要になります。

2016年12月12日 (月)

難しい分野です…

コオロギに噛まれてしまった皮膚が化膿してしまい
大きな創傷になってしまったフトアゴヒゲトカゲのキラーちゃんと、
室内の事故で骨盤を骨折してしまった
チンチラのチラちゃんです。
外傷や骨折は、手術をすべきか、タイミングはどうするか、
固定するにはどの程度の安定性がとれそうかなど、
動物種や年齢、受傷部位の状況、飼育環境などによって大きく異なってきます。
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キラーちゃんは皮膚の感染を抑えたところで、
手術や皮膚を寄せる処置を複数回行い、
創傷部を癒合させることができました。
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チラちゃんは、痛みを抑えながら骨折部位を安定させて生活して治療を行い
ほぼ正常な歩様で運動できるようになりました。
二人ともよく頑張ってくれました。
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上が受傷後のレントゲンです。赤い部分が剥離骨折しています。
下は治療後のレントゲンです。まだ心配な部分もありますが、
しっかりと癒合してきています。
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このように、わんちゃんやねこちゃん以上に
エキゾチックアニマルは個体ごとのオーダーメイドでの治療が
必要になることが多いと思っています。
まだまだ診療に関する資料も少なく、
試行錯誤が多く、良い結果にたどり着けないこともあります。
当院はエキゾチックアニマルや鳥類、ウサギなどの専門病院ではなく、
できる治療の幅もどうしても限られてしまいます。
そのような状況でも、七尾市外の病院から、
たくさんのエキゾチックアニマルをご紹介いただき、
直接当院へ来られる方以上に、遠方から来られる方が多くなっております。
一朝一夕で簡単にできるような分野ではありませんが、
少しでも希望をもってお越し頂けるように
頑張っていきたいです。

2016年11月22日 (火)

寒冷期の小鳥さん

寒冷期に入り、体調を崩す小鳥さんの来院が増えています。
ひよちゃんは、嘔吐と黒色便を主訴に来院されました。
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重度の胃炎による症状と判断して治療を行いましたが、
消化不良便の排泄や体重減少の症状も表れたため、
試験的に真菌に対する治療を行ったところ、
症状が改善し、体重もすぐに戻ってくれました。
胃に生息する真菌(マクロラブダス)は検査で見つかることが多いですが
今回は検出されませんでした。
しかし、治療の経過からは、
真菌感染があった可能性が示唆されます・・・。
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寒くなり、インコさんのマクロラブダス症をはじめ、
体調を崩してしまったり、
病気が顕在化して来院する小鳥さんが増えています。
小鳥さんの温度管理にはくれぐれもご注意ください。

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