カテゴリー「⑬診療方針」の記事

2021年7月19日 (月)

北陸動物医療チーム

少し前ですが、
当院の院長も参加している
北陸動物医療チームの
ホームページができました。
石川富山の同世代の先生が
中心になって始めた勉強会ですが
各病院のレベルも上がり、
ひとつのグループとして
区切りをつけて進んでいこう
という方向性です。
このグループの病院をはじめ、
金沢近郊や富山近郊には
専門性が高く設備も整った
病院が多いですが
能登からは距離があります。
当院もまだまだ不足している
部分が多いですが
少しでも当地域に
還元できるように
頑張っていきたいと思います。

2021年4月26日 (月)

大型犬と小型犬でワクチン量が同じ?

狂犬病ワクチンの接種時期に入り
よくいただく質問として
「大型犬でも小型犬でも量が同じですか」
ということがあります。
こちらの世界獣医師会のガイドラインのQ&Aに
明確な答えになる箇所があるかと思います。
(ただしこの内容は狂犬病ワクチンではなく
混合ワクチンについての記載ですが、
理屈としては同様に考えて良いと思います)
Q42. 大型犬(グレートデーン)にも小型犬(チワワ)にも
同量のワクチンを注射すべきか?
Q93. 小型犬は有害反応を発現することが多い。
これを避けるため、ワクチンの用量を減らすことはできるか?
という質問の項目です。
*このガイドラインがすべての国の
すべての地域に当てはまるわけではなく
その国の感染状況やワクチンの流通状況によって違いがあり、
国内でも獣医師の裁量に負うところが多いです。
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フィラリア予防の時期です

能登地区は野生動物も多く
フィラリア感染ハイリスク地域です。
以前のブログで七尾市のフィラリアの発生状況
七尾市でのフィラリアの検査について
掲載しています。
都心部や都市部とは
ちょっと状況が違うかもしれません。
地域によっては
フィラリア陽性犬が出るだけで
地域の獣医師の話題になることもあります。
しかし、この地域では
まだまだ陽性のわんちゃんに出会うことは
珍しいことではありません。
前出のブログを書いた時と
野生動物の状況も
大きく変わっていないと思います。
十分にご注意ください。
🐶🐶





2021年4月15日 (木)

NO密待合室

狂犬病とフィラリア、ノミダニの予防シーズンで
駐車場がいっぱいになって
「あの病院に行くのちょっと心配だな」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
実際の待合室は多くても
だいたいこのくらいの少人数です。
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十分な距離が保てるように
お車でのお待合と呼び出しブザーの活用で
「準ドライブスルー診察」を行なっております。
どうか安心してご来院くださいますよう
お願い申し上げます。

2021年1月 5日 (火)

フィラリア予防注射 割引のお知らせ

今年も例年と同様に
フィラリア予防注射の割引中です。
ご検討中の方はこの機会をご活用ください。

以前のブログの転載です
                                 

1月〜3月まで、フィラリア予防注射の割引を行なっておりますが、

例年、3月に集中することが多く、
特に下旬や土曜日には非常に混み合うことが多くなっています。
混雑を避けたいとお考えの方は、
なるべくお早めの平日にお越しいただけますよう、
お願い申し上げます。
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去勢避妊アニマルドックの割引

今年も例年と同様に
去勢手術と避妊手術の割引中です。
アニマルドック(人間ドックの動物版)も割引中です。
ご検討中の方はこの機会をご活用ください。

以前のブログの転載です

                                 
1〜2月は去勢手術と避妊手術の割引を行っています。
その理由として、
病院が混雑しにくく手術に適した時期であることのほかに
当院での去勢手術と避妊手術のこだわりについて
知っていただきたいという理由もあります。

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麻酔モニターや人工呼吸器の使用、前投与薬(痛み止め、鎮静剤)の使用、
吸入麻酔薬の使用などはすでに獣医師の間では常識になってきていますので
ここでは省略しますが、当院で特にこだわっているところが

①体内の血管の止血にラジオ波凝固装置を使用
②術前に血液凝固能を検査
③猫ちゃん、ウサギさん用喉頭マスク、人工鼻の使用
④針、糸、メス、手袋などはもちろん、布、ガウン、帽子、マスク
 にいたるまで使い捨てのものを使用

という点です。
①凝固装置を使われる病院は、新しい病院を中心に増えてきていますが、
体内で使用する糸を減らすだけでなく、
手術の安全性を高め、手術時間を短くして、
痛みを和らげてあげるというメリットがあります。
②わんちゃんやねこちゃんでの凝固異常は非常にまれですが、
去勢手術や避妊手術は、若い子で初めての出血の経験になることが多く
簡易的な検査ではありますが、
オペをするわんちゃん、ねこちゃんでは必ず行うようにしています。
③喉頭マスクは、麻酔によって呼吸が不安定な時にも、
喉や気管への刺激を少なくして、安全な呼吸管理をすることができます。
また、人工鼻の使用で気管の乾燥を防ぐように留意しています。
④なるべくディスポーザブルのものを用いることで
一頭一頭、確実に衛生的な状態で手術に臨めるようにしています。

今まで避妊や去勢を迷っていたけど、
当院の特徴の中で不安が解消されるようでしたら
お早めにお越し頂ければと思っております。

 

2020年12月 9日 (水)

準ドライブスルー診療

能登地区でも
新型コロナウイルス感染者の方が
出ています。
当院では、
待合室でのお客様同士の接触や
スタッフとの接触を
必要最小限に抑えても
十分な診療が行えるように、
ドライブスルー診療に
準じたスタイルで
業務を行なっております。
市民としてできることは
限られていますが、
少しでも皆様が
安心して生活を
お送りいただけますよう、
ご協力のほど、
よろしくお願い申し上げます。
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2020年11月28日 (土)

当院での感染症対策の現状について

現状での感染症対策は
当院では大きく変更しておりません。
マスクや防護衣の着用、
室内換気、空気清浄、
消毒の励行などは
お越しいただいている
皆様のご理解、ご協力もあり
以前と変わらず行えています。
また、当院では、
待合室での密集や
人と人の長時間の接触を避けるため
「準ドライブスルー診療」の
形態を取らせていただいており、
そちらに関しましても、
皆様のご協力もあり
実施することができています。
ご不便をおかけする点もあるかと思いますが、
このような環境下でも
皆様がご安心して来院できるような
システムを変わらず維持していきたいと
思っております。
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**雨の日は大型のパラソル傘☔️をさして
お伺いするかもしれません😀
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2020年11月20日 (金)

子犬の寄生虫・・


先日駐車場の片隅に
スズメがたくさん集まってきていました。
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家庭で過ごす時間が増えたことで
能登でも子犬を購入される方が増えています。
しかし、特に遠方から購入された方などで
問題が起こると困ってしまう
ケースが多いようです。
提携している獣医師がいるショップや
ブリーダーから購入していても、
購入したわんちゃんの便や嘔吐物に
寄生虫が出てしまうケースもあり、
当院にもご相談いただくことがあります。
(*当院には特に提携先はありません)
どうしても抵抗力の弱い子犬では
事前に検査をしていても
寄生虫の感染があるままで
引き渡されてしまうことがあるとのことです。
可愛い子犬さんだからこそ、
ご購入後も念入りなケアを
お心がけいただければと思います。

2020年11月 9日 (月)

この地域に基づいた獣医療

毎年、混合ワクチンを接種した子の写真を
zounさんに載せていただいておりますが
今年も載せていただく予定です。

混合ワクチンはその接種間隔に関しては
1年毎でなくても良いという意見もあり
ワクチン接種率が高く、
感染の可能性の低い地域では、
そのようにされている動物病院もあります。

しかしながら、
わんちゃんのワクチンに含まれる病気のうち、
パラインフルエンザやレプトスピラは年1回の接種が必要ですし
ねこちゃんは高リスクな環境では
毎年の接種が推奨されます。

そのためか、県内の動物病院の先生方も
1年毎の接種をベースに、
その子その子に合わせたプランを考えられる先生が多いようです。
雪深い季節もあり、雪解け水による水系汚染や
野生動物が多いことも、
考慮されているように感じています。

また、特に能登地区では、
野犬や野猫(野良猫とは違います)も多く、
感染の可能性が低い地域とは言い難く、
しっかりと家族を守ってあげる必要があると思います。
フィラリアやノミ・マダニの感染が非常に多いだけでなく
消化管寄生虫なども、
都心の獣医師がほとんど診たことのないような種類のものが
寄生してしまっていることも多々あります。
逆に、小型犬の膝蓋骨脱臼などは、
比較的大きな、和室のある家などで飼育されて、
狭く滑りやすい空間を走り回るリスクが少ないためか、
都心に比べると少ないと感じることもあります。

他の分野もそうだと思いますが
人が多く、母数の大きな地域の常識が
「一般的」「当たり前」になってしまい、
地方の少数ケースは「例外」という
レッテルを貼られてしまうことがあると思います。
しかしそういった地域ではその例外が大事であり
「一般的」「当たり前」ということが
そのまま外挿できない場面に
よく遭遇します。
検査できるものとできないもの、
検査の感度や特異度を考えて
その上でどのような予防や治療が推奨されるのか、
それがこの地域に基づいた獣医療だと
考えています。

話が脱線してしまいましたが、
当院でも、動物さんの体調や事情などによっては
抗体検査を行い、ワクチンの接種をしないでも
大丈夫かどうか確認することがあります。

院内での検査もできるようになったため
今後は抗体検査を行ってきちんと予防をしている子も
ワクチンを打っている子と同様に
写真を載せていただこうと思っています。

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